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【サバイバーの多様性】

がん患者とかサバイバーとか、長くやっていると、本人もそうですが、いつも一緒にいる家族も、がん患者やその家族である事がその人達の全てではなく、その人達の一部として認識されていくのを感じます。


 部位やがん種によっては、急ぎ足でかけ抜けたり、劇的な変化が起こる場合もあります。それが三か月だったり、1年だったり、10年だったりいろいろあると思います。だからこそ、「がんになって良かった」とおっしゃる人には「どういうところが良かったの?」って尋ねてみたい衝動に駆られます(^^)

 私の周りには、多くの医療従事者やその関係者がいます。という事は、疾患を抱えている人も多く居て、図らずもその人の最期の一言や様子に立ち会う瞬間もありました。




 ここ20年弱くらいですが、病院機能が大きく変わり、患者の置かれている状況も大きく変わりました。世の中も「多様性」という言葉が徐々に市民権を得て、少しずつですが受け入れられるようになってきています。以前は、大きな病院でも待てば、その


日に診て貰える事が多かったし、今のような予約制とか紹介状とか無くても良かったのです。患者も、医師や看護師の話すことは「間違ってない」だろうと考える人が多かったように思います。しかし、今やSNSやインターネットの発達で、自分の飲んでいる薬も直ぐに検索できるし、名医が居ると知れば九州から都内へ通院する(!)人もいます。

 多くの患者会ができて、相談・共有できる人を見つけて、正確な情報にどうすれば辿り付くかを探り、そして辿り着いた情報の中からどれを選んでいくか、自分で考えていく、現状はそんなところでしょうか。価値観や、経済的なもの、家族との関係、一人一人に必要なものや大切なものがあって、優先もしくは並行して対処していく、そこにはリスペクトやお節介、思いやり、図々しさ、沈黙が混在します。


 多様性って、すごく難しいって思います。どうしても何か一つ答えを出さなければならない場合、、、がん患者であれば、手術を受けるか受けないか、抗がん剤を使うか使わないか等、医師と患者、患者とその家族や関係者、でお互いの立場や多様性を認めるまで考えたり話しをして、誰もが納得のいく結論が出る事は容易では無いと思います。

 youは何しに病院へ⁉︎ってマイクを向けてみたくなりますw (TVで放映されているあの番組は、まさしく多様性を問う感じがして、好感が持てます。)薬だけを貰いに来る人、経過観察に来る人、医師に相談したい、転んだ、眼が見えづらい、熱がある、、、いろんな人がいるでしょうねw


 私も、20年以上の行きつけの開業医に数件面倒見て貰っているのと、大きな病院に主治医がいます。主治医には、1度叱られた事があります注意も何度か。。。冗談やジョークはしょっちゅうですが、少しは私の生き方に関心を持って貰えるよう、時間のある時に一言「今はコレをやっています」って言うようにしています。先生は覚えていないかもしれませんが。。。ちょっとずつでも、伝えていく努力はしていこうと思います(^^)

(投稿者:⑨)

#多様性 #がんサバイバー

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