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<紹介状とは>
最終更新: 2020年5月21日
大きな病院にかかる時、良く「紹介状を持って来てください」と言われます。この紹介状とは、「診療情報提供書」とも言われ、医師から医師への親書です。ですから、患者自身の情報であっても、患者が封を開ける事はできません。
しかし、法的な罰則もありませんので、開封したからと言って、叱られる事はありません。紹介状の窓口担当者から「次から開けないでくださいね」って言われるくらいです。もし、どのような事が書かれてあるのか知りたいならば、紹介元の医師もしくは紹介先の医師にどのような事が書かれてあるのか尋ねてみましょう。きっと教えて下さると思います。
この紹介状ですが、他にも幾つかルールがあります。どれもきっちりとした約束ではなく、慣習的なものです。
例えば、紹介状の入っている封筒の表書きには、宛先のところに紹介先の医療機関名と診療科名の記載があると良いです。
医師名が必要な医師もいますが、どうしてもその医師に診ていただきたいと患者が思っても、緊急性や得意分野や空き状況などで、患者側のリクエストに応えられない場合もあります。医療機関名、診療科名、医師名については、必ず紹介元の主治医と相談した方が良いと思います。
紹介状を受け取った医療機関の医師は、多くの場合、紹介元の医療機関に「診察させていただきます」といった内容のお返事を書くという流れとなります。
現在、コロナ(PCR検査陽性、陰性問わず、疑わしい人、熱のある人等)患者を受け入れるために、外来診療が制限され、普段だと紹介状が無くても診療できる科でも「紹介状を持って来てください」と言われる事があります。
大きな病院に行く時は、HPを見たり電話等で確認した方が良いかもしれません。
(発信者:⑨)
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